先日、初心者におすすめできる本やないかな?」と思いとある某有名本屋にいってみてきたのですが結果から報告すると
「本屋さんには初心者におすすめできる本はありませんでした!!」
「えっ?ないの?」と思うかもしれませんがありませんでした。いろんなスノーボードのコツは書いてあるのですが肝心なところが書かれていなかったり、書いていても飛び飛びでまとまっていませんでした。
これなら僕が教えた方が、、、。すみません調子に乗りました。(笑)そのためネットでよさそうな初心者の本を注文し比較してみました!!実際に比べたので信頼度の高い記事だと思います!!
目次
スノーボード・初心者におすすめ本の大前提とは?
初心者の方の第一目標はターンをマスターすることで、ここを間違っては脱初心者にはなれません!!
初心者におすすめの本はDVD付き本
これかなり大事です。はっきり言います。「初心者におすすめの本」は
です。以前僕はこう思ってました。
「なんか本の写真だとわかりにくいしDVDだけだと説明が少ないんだよな~、初心者の方ににわかりやすい本ないかな~?」
そう思いながら解決策がないまま本をあ~でもない、こ~でもないと思いながらなにもわからず本を購入してました。「ん、これいいぞ!」と思った本はDVD付きの本だったのです。僕の中では盲点だったのです。
説明してもらっているところの場所をDVDでピンポイントで見れるのでほんとわかりやすいです。特に初心者の方にはスノーボードの本を買うときは「DVD付きの本」を強くおすすめします。
初心者におすすめする本の4つの基準
初心者におすすめする本はDVD付きなのはわかったと思いますが、次は具体的にはどのような事が書かれている本がおすすめなのかご説明します。初心者の方が滑る時に「大事な要素」は5つあります。
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【止まる→サイドスリップ(横滑り)】
初心者大事な事はまずはしっかり止まれるかです。その時に大事になってくるのがサイドスリップという横滑りです。横滑りするには足首使ってエッジの角度の調整が必要です。
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【進む→目線や上半身の先行動作】
初心者の方は「思うように滑れない!!」と言いますがそもそも進み方を知らないのです。進むためには「目線や上半身先行動作」などが必要になってきます。
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【膝で吸収→衝撃を吸収するための膝の使い方】
滑走中ボコボコしている事が多くちょっとしたことで躓く事があります。そこで大事なのが膝での吸収です。
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【前足の使い方→板の操作に大事な前足操作】
板の操作には前足に体重が乗り前足で操作できる事が必要です。(厳密にはターンの前半に体重を前にもっていき前足を使いやすくします。)そのためにはノーズドロップ(板の先落とし)の練習が必要です。
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【場所→初心者コースでロングターン】
場所選びは初心者にとって大事な要素になってきます。斜度が緩く広い場所で大きいターンができるかが大事になってきます。
以上5つのポイントが「滑る時に大事な要素」ですがその中の場所は当日選んでもらったらいいので「おすすめの本を選ぶ要素」としては外しています。
この4点とトータルの内容の総合評価で「初心者におすすめする本」を決めたいと思います。では今から「DVDつきで初心者におすすめする本」を検証したいと思います。
スノーボード【初心者におすすめするDVD付き本を本気で検証】
改めて言っておきますがDVD付きの本は基本的にイメージがわきやすいのでおすすめです。今回はそのDVD付きの本を1つずつ本気で検証してみました。少しでも初心者にお役に立てればと思います。
ゼロからはじめるスノーボード入門
横滑り<止まり方>・前足に体重をのせての操作が書かれておりターンの大事な要素が書かれいるが良かったです。
真っすぐ滑りながらジャンプの練習や1回転するような滑りもあり初めてのスノーボードの方には難しいですが2・3回目の方にはいい練習かも知れません。
基本の<進む>ために大事な前足にのって横に滑っていくのが書かれているのが初心者には嬉しいと思います。
ターン導入のために必要な要素がわかりやすく書かれているのがgoodでした。
難しい方のターンのフロントサイドのターンのコツがわかり易かったです。連続ターンの所は足の体重がどこに乗っているか図で出てきたので初心者もイメージができると思います。
この章ではターンの大事な要素がギュッと詰まっているので見やすかったです。
「ターンの切り替えでフラットの練習」これも初心者には課題になってくるのでいいメニューでした。色んな練習メニューがあり嬉しいのでですが初めていく方には厳しい内容で2.3回目の方にはいいのかもしれません。
まずこの本の感想は「スノボが2・3回目以降の方が読む本」だと思いました。DVDを見て思ったのは色んなメニューがあり練習できるのですが
「どのメニューが大事かが初めていく人にはわかりにくいかも知れません。」
なんども言いますが特に初めていく方に大事な事はここです。
- <止まる>
- <進む>
- <膝で吸収>
- <前足の使い方>
逆に2.3回以上滑った事があるには練習メニュー方なのでおすすめなのかも知れません。気になった点はただ進む要素の目線や上半身先行動作があまり書いてなかったのが気になりました。
よかった点はまず本がほんが大きいため写真が大きく見やすかったです。
・「スタンスの決め方」
・「体の使い方」
など基礎のところが詳しく書かれていたので初心者には助かります。初歩的なターンの事も書かれていて難しい言葉が、使われていなかったので初心者にはわかりやすいと思います。
・「膝の使い方」
・「前足の使い方」
など動画でわかりやすかったです。
「ステップアップメニュー」ではショートターンやロングターンなど色んなターンの練習方法が書いてありある程度滑れる方にはいいと思います。
はじめてでも絶対うまくなるスノーボード
Part2リフトに乗る前に
Part3基本のターンのテクニック
Part4発展系ターンのテクニック
Part5フリースタイラーを目指す
part6スピードアップテクニック
part7知っていて得するテク二ック
part8セッティングで弱点矯正
正しいポジションなど基本的な事が書かれおります。
初めていく方は嬉しい内容になっており特に良かったのは、ブーツの履き方を説明してあり初心者の方はちゃんと紐をしめれなかったりするのでみてた方がいいです。
<止まる>要素にだいじな事なサイドスリップ(横滑り)とリフトに乗り降りに必要なスケーティングや片足でボードの操作が書かれております。
ここでしっかりと<止まる>・<リフトの乗り下り>をマスターしましょう。スノーボードで大事な要素<止まる>→サイドスリップでの、エッジの使い方がわかりやすくかかれいるのが良く初心者ににはすごく勉強になると思いました。
後ワンターンや連続ターンもの書かれていて順を追って練習ができるのがGOODです。最後にフェーキターンの練習内容が書かれていましたが初心者には必要はない感じがしました。ある程度滑れるようになったら見てもいいと思います。
これができたら初心者ではないなと思いました。
スピードを上げるためのコツが書かれている内容で色んなコツが書かれいるのでためになります。
簡単にカービングの説明もしているのでみていて損はないレッスンだと思います。
セッティングによって弱点を補う内容です。初心者にはセッティングを変えてもわからないのかなと思いました。
滑りこんでからの話かなと、、、。逆にある程度滑りこんでいる方は足裏感覚が敏感なので微調整を感じ取れるのでいいレッスンだと思います。初心者の方がセッティングを調整する場合は上級者に相談しましょう。
【まとめ】
まずこの本は初心者のターンからフリースタイラーに必要なスイッチの練習などもある内容でした。
又DVDでは大項目と小項目でわけてくれていたので全体を見たいときは大項目でみてピンポイントで、見たい時は小項目でみれるスムーズ差が良かったです。
特によかったのはターンのところでは要らないレッスンがなく簡素にまとまっていました。初めていく方・初心者の方はPart2~Part3に出てくる
・<進む>斜め横滑り
・ギルランデ
・ワンターン
・連続ターン
Part4・Part6・Part7のスノーボードのコツがまとまっているのもよかったです。
ある程度滑れるようになったらこのパート部分をみて練習しましょう。
この本は初心者にとって「わかりやすくまとまっていて」おすすめできる本でした。
はじめよう!スノーボード
注意事項なども書いており滑る前の事はここでマスターはできそうです。
・「木の葉落とし」
・「先落とし」
・「ギルランデ」
などターンに大事な要素がいっぱい入っているレッスンがまとめっているので初心者の方には大変うれしいレッスンです。又目線の大事さを伝えているのもよかったです。
ここではロングターンとショートターンの説明がされています。ロングターンとショートターンの違いはわかりますがこのスピードで初心者がターンができるのは時間がかかりそうです。
知識として覚えるのはいいと思います。
スイッチスタンスでの滑走も必要になってきます。レギュラースタンスでのターンをある程度マスターしたらさらにレベルUPのためトライしましょう。
オーリーに対しては少し詳しい説明がありましたが他はなかったので知識として知る面にはいいです。
【まとめ】
最後まで見れば項目ごと選べる画面が出てきます。dvdではstep1だが本ではstep2と1つずつずれているのが気になります。あと本が小さく文字が多いためなにか読みづらさがあります。DVDなのでイメージは付きやすいですがテロップがあった方がよりわかりやすいかなと。
step3の基本のテクニックをみにつけようではターンの内容がまとまっていてよかったです。専門用語が少し多かったのでわかる人は大丈夫ですが初めてのスノーボードの方は覚えることが多いかも知れません。
ある程度滑れる人が読み返してもいい本ですが「初めて・初心者にはおすすめできない本・DVD」でした。
スノーボード「カービングする人に」おすすめ本
まぁいいっか。
スノーボードでカービングを覚えたい本と言えばJSBAのスノーボード教程です。この本はインストラクターのための本なのでターンの本質が書いております。ターンのメカニズムを知りたい人にはほんとおすすめでこの本の書いてある事をマスターすればきれのあるカービングをマスターできます。
私もカービングをマスターしたい時よくこの本を見て勉強しました。ただ初めていく人にはこの本は難しいと思います。覚えることが多くて頭の中がごちゃごちゃになりますのである程度滑れる中級者からの本です。
「プロローグ」・・・「ターンのメカニズム」にが詳しく書いておりこれを知らないとターンの上達はありません。
ターンのメカニズムには3大要素があり「角付け」・「荷重」・「ローテーション(回旋)」が大事になってきます。その3つを詳しく説明されています。
「ターンをコントロールする」のところではコントロールするための5つのコツを書いており中でも大事なリーンアウトが書かれているのはかなり嬉しいです。リーンアウトはは簡単に言うとバランスを保つための姿勢です
また屈伸運動に」よって滑走を調整する「ストローク」の所もかなり勉強になります。ターンの形成も書かれていてターンを理解する上では必要になってきます。ターンの形成とはターンには前半(山回り)・後半(谷回り)・ターン切り替え時がありどのときに何をするかが書いてあるが嬉しいです。
「導入技術」・・・導入技術ではターンの前のスケーティングやリフトの乗り降りなどが書かれています。
「基礎技術」・・・ここではターンに大事な基礎について書かれています。
・<止まる>サイドスリップ
・<進む>木の葉落とし
・<ターンの前半>
・<ターンの後半>
・ワンターン
・<部分練習>ギルランデ
などが詳しく書かれていいるでターンの基礎をしっかり学べます。又<ターンの前半>・<ターンの後半>の練習の仕方が何パターンも書かれているのがGOODです。
「発展技術」・・・スライドターン(ドリフトターン)・カービングターンのいろんなターンの練習法が書いてありマスターすれば状況によって使い分けができるようになります。
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まとめ
初心者の方には少し難しくDVD付きの本でおすすめできるものはあります。なんせスノーボード教程は少し高いんで購入する時は慎重に~。
要するにスノーボード教程の本は「インストラクターになりたい」又ある程度滑れていて、よりターンのメカニズムを理解しキレのあるターンをしたいと思う人には内容が濃く満足度が高くおすすめできる本です。