- 新品スノーボードを買ったがワックスの仕方がわからないし、しようか悩んでいる
- ワックスの意味を知りたい
- 新品のスノーボードを買った
- 【スノボ歴10年以上】
- 【元インストラクター】
- 【北海道・長野に住み込み経験あり】
目次
新品スノーボードにホットワックスをする意味
まず新品のスノーボードを買ったらホットワックスはした方がいいのですが理由を1つずつ説明していきますね。
滑走性を上げるための下地を作リ
新品のスノーボードを買った時にワックスをした方がいい一番の理由は「滑走性を上げるため」です。
まず大前提としてワックスをすると滑走性があがりますが新品のスノーボードは基本的にワックスが入っていません。そのため新品の板は下地を作るためにワックスを何回もかけて塗りこんで滑走性をあげます!!
買った所で下地作りのサービスもありますが実際どれくらいワックスをしてくれるかわからないので、あまり期待しない方がいいかも知れません。またこの下地作り怠って何もせず何回か滑った後にワックスを入れようとすると、ゲレンデの雪は少なからず汚れているので滑って汚れた板の上にワックスをしてしまう事になります
これでは滑走性も上がりにくく板がかわいそうなので新品のスノーボードを購入した時に下地作りをして滑走性を上げましょう~。
ここだけはあまり妥協しないほうがいいと私は思っています。
板の保護
やはり新品のスノーボードをしていきなり傷などが入ったら、、、ショック!!(笑)そんな悲劇に会わないためにも
ワックスはしましましょう~。
春先に板を走らすため
ワックスをして下地を作っていると「シャバシャバの雪でも板が走りやすいです。」
特に春先になると雪がシャバシャバです、また雪が少ないので土が見えその上を板が走り汚れた板が雪につき雪が汚れます。
シャバシャバで汚れた雪は板が走りません、
滑っていてもいきなりブレーキがかかったりしてスキー・スノーボードを楽しみにくくなりますが、しっかりワックスをして下地をしていると板が走りやすく春先でも楽しみやすいです。
「では春先だけワックスしたら?」と思う方もいるかも知れませんが、下地を作ってないとその上からワックスをしてもすぐ取れますので。
モチベーションUP
これもスノーボードが上手くなるための一つではないかと私は思っています。「上手くなりたいなら道具に愛情をそそげ!!」こんな名言が合ってもいいのではないでしょうか~?(笑)
スノーボード新品にはどんなワックスがいいの?
新品のスノーボードに下地作りをするには100%パラフィン入りのワックスがいいです。
ガリウムで言うとベースワックスの
・バイオレット
・ブルー
です。またワックスは柔らかい物から硬いも順番に入れていきます、ガリウムで言うとピンク→バイオレット→ブルーの順番でかけていきます。
順番を間違えるとワックスが浸透しにくく効果が半減してしまいます。
ワックスの回数
ワックスの回数はガリウムで言うと
・バイオレット
・ブルー
を3回ずつは入れておきましょう。人によってはもっとたくさん入れた方が効果あるからと言う方がおられますが確かにそうです、、、ですが手間なのです。
さすがに趣味で滑っているだけなのでそこまで時間をかけれませんと私は思っています。ただ「・ピンク・バイオレット・ブルー」を3回ずつもめんどくさいよと思う方もおられます、
そんな方にとっておきの方法がワックスを削らない方法です、ワックスを当てて30分待って削らずまたワックスあてる方法です。
この方法はほんと楽で私はレーサーでもないので、ワックスがある程度走ればいいと思っているのでこのやり方でやっています。
ただ板も走っているので問題はないかと、正統派でワックスをかけるたびにはがすならそれはそれで全然いいと思います。
ただ私は楽してそこそこ板を走らせたいと思っている考え方なので同じ考え方を持っている方はいちど試してみてください。
はまっちゃうかも知れませんよ~(笑)ガリウムのホットワックスの種類を詳しく知りたい方はこちらをお読みください。
新品スノーボードにホットワックスをする方法
それでは新品スノーボードにホットワックスをする方法をガリウムを使って説明します。
ただワックスをする方法を説明しているだけなんですけどね(笑)
ワックスやり方「動画編」
まずは
動画でホットワックスのやり方をざっくり覚えましょう~。
室温は温かめで板も温かい方がベター。(ワックスの浸透具合が変わるので)
- 板に生塗をする。
-
アイロンでワックスを溶かしワクシングペーパーでかけていく。
ノーズからテールに向けてかけていく。板にワックスが足りない時はたらして追加してアイロンの温度は適性の温度でかけて下さい。温度が強すぎると板が焼けます。
また弱すぎてもとアイロンが進まなく止まってしまいこれも板が焼ける原因になります。
- ぬれたら板にワックスをしみ込ましたいので30分程待って冷やす。※冷ましたいからといって寒い所に持って行くのはNG。ワックスがしみ込まないです。
- ワックスをスクレーパーで削っていく。スクレーパーの向きに注意して角度を45度ぐらいにして8割ぐらいをとるイメージで削っていく。
- ボアブラシをかける。ストラクチャーの中にあるワックスを書き出す感じで。
- ナイロンブラシをかける。
- フィニッシュクロスで板をこする。(静電気やほこりを取るために)補足・・・滑走性を求める方はフッ素性ワックスもかけて下さい。
ワックスやり方「写真編」
ここではワックスをうすく板に塗って下さい。
ワクシングペーパにワックスを垂らすことで均等に伸ばせやすくなります。
この時気を付けることがこちらです。
- アイロンは常に動かしておく。
(止まると板を焦がす可能性が高くなります。) - 板にアイロンをあてて煙が出ると温度が高いサイン。
一度常温で30分程冷やさなければ、いけないのでワックスをかけたら30分待ちましょう。
※冷ましたいからといって寒い所に持って行くのはNG。そのやり方はワックスがしみ込まないです。
スクレーパーの向きに注意して角度を45度ぐらいにして8割ぐらいをとるイメージで削っていきます。
・ナイロンブラシ
・馬毛ブラシ
の順番でかけます。基本はナイロンブラシがあればいいです。滑走性を追求する方はすべて購入しましょう。
これをワックスを塗る回数分して下さい、なかなか大変ですけど頑張って下さいね~。
新品スノーボードにおすすめのワックス
こちらです、
こちらは新品スノーボードにワックスする時の物がすべて詰まっています。
- EXTRA BASEワックスセット(BLUE・VIOLET・PINK/各30g)
- ミニクリーナー(60ml)
- ミニナイロンブラシ
- ミニブロンズブラシ
- ミニボアブラシ
- ミニスクレーパー
- ミニコルク
- ミニラストリムーバー
- ミニファイバーテックス(コンビ)
- ワクシングペーパー10枚
- チューニングシート(200×170cm)
- アイロン・S
- ワクシングマニュアル
ワックスも3種類ブラシなども3種類ありこれだけあれば十分です。そしてワックスマニュアル動画もあるのでとっても簡単!!「心強いアイテムですよね~」
またセットだと単品で買うよりお値段も安くお財布にも優しいです、「新品の板を買ったけどワックス道具なに買っていいかわからない」
と言う方はまずこのワックスセットを買ってみてくださ~い!!
新品スノーボードのワックスついて「まとめ」
どうでしたでしょうか?新品のスノーボードにホットワックスをする意味とやり方は理解できましたか?
やはり滑走性UPのために新品のスノーボードにホットワックスしましょう!!
走らない板はつらい所がありやっぱり走る板がいいですよね~!!ですがワックスはめんどくさいものです、個人的には重ね塗りもいいと思っていますので一度やってみてください!!
では新しいスノーボードの板でよりスノーボードを楽しんでくださいね~。ではまたまた~。