- ヨネックスの板に興味がある
- ヨネックスでおすすめの板を知りたい
- スノーボード・ヨネックスの板の性能を知りたい
・【元インストラクター】
・【北海道・長野に住み込み経験あり】
目次
【おすすめのヨネックス(Yonex)板】の前に知っておく事
おすすめの(ヨネックスYonex板)を知る前に「板の選び方」を知っておかないといけません。ここをおろそかにすると
「自分に合わなかった」
「板を操れなかった」
と失敗してしまうので注意が必要です。そしてスノーボード板を選ぶときに大事な3つの要素があります。
- 「形状」
- 「長さ」
- 「硬さ」
【形状】
【キャンバーボード】
最もベーシックな「スノーボード板」の形状で操作性よりも安定性を重視した形状です。
- 板の中心が浮いているため板を踏めば反発しやすくオーリーがしやすい。
- 高速のスピードでも安定しやすくエッジが食い込みやすくカービングがしやすい。
- エッジが立ちやすいため初心者は逆エッジになりやすい。
グランドトリックをする際は注意が必要。
【ロッカーボード】
- 操作性を重視した形状です。
- ノーズとテールが浮く形状なのでプレスなどがしやすい。
- エッジが立ちにくいので逆エッジになりにくいためグラトリやスピンがスムーズ。
- エッジが立ちにくいので面では滑りやすいがカービングは不向き。
- 操作性重視の面で滑れるので初心者向き。
【フラットボード】
- キャンバーとロッカーの中間の特徴をもち安定性&操作性がある。
- 何をしてもある程度はできる。
- 無難すぎて特徴がない
基本的にこの3つが定番の形状ですがハイブリット(形状の融合)の板もあります。
【ハイブリッドの板とは?】
ハイブリットの板とは「キャンバー、ロッカー、フラット」の形状を組みあわせている物がハイブリットの板です。
【ハイブリットキャンバー】
・キャンバーを残しているので板の反発を使える。
・サイドがロッカーなので接地面が多く逆エッジになりにくい。
板の前後が浮きやすいためパウダーやプレスがしやすい。
【ハイブリットロッカー(ダブルキャンバー)】
サイドにキャンバーが板の反発をつかいやすくエッジグリップ力も強い。真ん中がロッカーのため板が回しやすい。
【長さ】
・長い方が高速時、安定しますが操作性は下がります。
・板を回しやすくクイックな動きはできますが高速時安定性は下がります。
【硬さ】
・硬い方が高速時、安定しますが操作性は下がります。
・柔らかい方が操作性は上がりますが高速時の安定性は下がります。
【幅】
太い方が安定性はありますがクイックな動きや板をしならしにくいです。
【重さ】
軽い方が板を回しやすいですが高速時は板がバタつきやすいです。重い方が安定はしますがクイックな動きはできません。以上が大事な板の要素なので特徴を把握しときましょう。
「シェイプの種類」も覚えておこう!!
・「ツイン」は重心が真ん中にあるので板をまわしやすくスイッチなどがやりやすいです。高速時は板がバタつきやすいです。
・「ディレクショナル・ディレクショナルツイン」は重心が後ろのため高速時でも安定感あります。
スイッチはツインと比べると滑りにくいです。
【スノーボード・ヨネックス(Yonex)とは?】
ヨネックスの一番の特徴は板に一般的に使うウッドコアを使わずカーボンを使っております、そのため軽さや品質のばらつきがないボードを、作ることを可能にしたヨネックスの板は「軽くて頑丈と」世界で有名でそのテクノロジーは本物です。
天然のウッドは材質にばらつきがありますが化学繊維のカーボンを使う事で安定した品質を提供できるのがヨネックスの売りです。
【ヨネックス(Yonex)板のおすすめをざっくり把握!!】
まずはおすすめのヨネックス板をざっくり把握しましょう。
おすすめのヨネックス板・比較!! | |||
【スムース】 | 【ネクステージ】 | 【4xp】 | |
形状 | キャンバー | キャンバー | イージーキャンバー |
シェイプ | ディレクナル | ディレクナル | ツインチップ |
フレックス | 少し硬い | 少し柔らかめ | 少し柔らかめ |
おすすめのヨネックス板・適正スタイル | |||
【スムース】 | 【ネクステージ】 | 【4xp】 | |
フリーラン | ◎ | 〇 | 〇 |
カービング | ◎ | ◎ | 〇 |
キッカー | 〇 | 〇 | 〇 |
グラトリ | △ | 〇 | ◎ |
ハーフパイプ | ◎ | △ | △ |
- 【ヨネックス・スムース】→少し硬めの軽くてスイングしやすい1本で何でもできる板
- 【ヨネックス・ネクステージ】→軽くてエッジグリップがクイックな動きができる板
- 【ヨネックス・4xp】→操作性と安定性のバランスのいい扱いやすい板(グラトリ・ジブもやりやすく初心者・中級者にもおすすめ)
【ヨネックス板(Yonex)板・おすすめ】
ヨネックス板を紹介する前に大事なことが1つあります。それは「自分のスタイルにあった板を選ぶこと」ヨネックスの板は色んなスタイルに合わして作っているので、どのヨネックス板が自分にあうか把握し選ぶことが大事です。
ここを間違うと自分のスタイルと板の特徴がマッチせず本来持っている板の性能を発揮できませんので気を付けましょう。では代表作のヨネックスのおすすめを紹介していきます。
- ☆・・・最高にあっている
- ◎・・・かなりあっている
- 〇・・・あっている
- △・・・悪くはない
- ー・・・あまりあっていない
おすすめ板①ヨネックス・スムース
ヨネックス・スムース | |
---|---|
形状 | キャンバー |
シェイプ | ディレクショナル |
フレックス | 10段階の7 |
スタイルの特性 | |
---|---|
フリーラン | ◎ |
カービング | ◎ |
ワンメイク | 〇 |
グラトリ | △ |
ハーフパイプ | ◎ |
- 1枚の板で何でもしたい!!
- 少し硬めの板がほしい
- フリーランやカービングもがっつりやりたい
特徴は軽く・反発力があるのはもちろんですが「stomp-tech 3.0」になったことにより軽くなり、またボードの重量のバランスを足元に集中させることで、よりスウィングがしやすく板が回しやすくなった板です。この取り回しがさらによくなったスムースを一度乗ってみて下さい!!
スムースのレディース版でシリークが出ています。
スムースより柔らかめに作っているので女性に扱いやすい板になっています。
おすすめ板②ヨネックス・ネクステージ
ヨネックス・ネクステージ | |
---|---|
形状 | キャンバー |
シェイプ | ディレクショナル |
フレックス | 10段階の4 |
スタイルの特性 | |
---|---|
フリーラン | 〇 |
カービング | ◎ |
ワンメイク | 〇 |
グラトリ | 〇 |
ハーフパイプ | △ |
- 軽くて取り回しのいい板がほしい
- グリップ力のある板がほしい
- クイックな動きして楽しみたい
ヨネックス・ネクステージはミドルフレックスの板でグリップ力のある軽い板です。以前は「stomp-tech 2.0」を採用していましたが「stomp-tech 3.0」に進化し史上最軽量で高回転も可能にする板になりました!!
またノーズ半径がテールと比べて大きい、ダブルサイドカーブを搭載しているためターンに入る時、グリップ力が強く雪面をとらえやすいです。そして軽いのでクイックな動きができます、この板を試乗したとき凄く取り回しがしやすくかつクイックな動きができるので楽しい板でした!!
ぜひ一度味わってください!!
ヨネックス・ネクステージ【評価・レビュー・口コミ!!】取り回し最高!!おすすめ板③ヨネックス・4xp
スタイルの特性 | |
---|---|
形状 | イージーライドキャンバー |
シェイプ | ツイン |
フレックス | 10段階の4 |
スタイルの特性 | |
---|---|
フリーラン | 〇 |
カービング | 〇 |
ワンメイク | 〇 |
グラトリ | ◎ |
ハーフパイプ | △ |
- 操作性と安定性がほしい方
- グラトリ・ジブをする人
- 少し板にルーズ感がほしい方
- オールラウンドの板がほしい方
ヨネックス・4xpはフレックスもちょうどよく誰でも扱える板です。特徴は形状が「イージーライドキャンバー」のため板のサイドにフラットの部分があるためキャンバーだけど少しルーズ感をだせます。
このルーズ感により板のバランスが良くなり「操作性と安定性」を得れるので初心者・中級者におすすめです。またグラトリ・ジブにもかなりやりやすい板でほんと何なんでもできる板です。
【ヨネックス(Yonex)板・おすすめ・比較】まとめ
「どうでした?おすすめのヨネックスの板はみつかりましたか?」紹介したおすすめのヨネックス板は実際に試乗した板なので信頼度は高いと思っております。
いえ、高いはずです(笑)おすすめのヨネックス板をまとめるとこうです。
- 「形状」
- 「長さ」
- 「硬さ」
- 【ヨネックス・スムース】→少し硬めの軽くてスイングしやすい1本で何でもできる板
- 【ヨネックス・ネクステージ】→軽くてエッジグリップがクイックな動きができる板
- 【ヨネックス・4xp】→操作性と安定性のバランスのいい扱いやすい板(グラトリ・ジブもやりやすく初心者・中級者にもおすすめ)
レビュー記事を読む。
以上がおすすめのヨネックス板を見つける流れです。ほんと自分にあう板を見つけただけで滑りも画期的に変わります!!
「ぜひ自分に合う板を見つけ上手くなってくださいね~
ではまたまた~」