スキー・スノボワックスのかけ方㊙情報!!

メンテナンス




ぺんた君
ゆう先生、
実は板は持ってるんだけどいままでワックスをかけたことが一度もないんだ。

だから、、、ワックスのかけ方を教えて~(笑)

ゆう先生
なかなかずぼらだったんだね(笑)

じゃ~今から頑張ろうかぁ。

最近私の周りや読者の方にこういった質問を頂きます。

「ワックスをかけたいけど
なかなか種類も多くてどやってかけたらいいの?」

確かにはじめの頃私もどうやってかけていいかわかりませんでした。
なので今回はワックスのかけ方の記事にしました。
内容はこちらです。

記事の内容
・【なぜワックスはかけるのか?】
・【ワックスをかける時に必要な道具】
・【スキー・スノボワックスのかけ方】
本記事を書いている人はこんな人です。
・【スノボ歴10年以上】
・【元インストラクター】
・【北海道・長野に住み込み経験あり】

なぜワックスをかけるのか?

まずはここを理解しましょう。

ワックスかける理由①滑走性up

「滑走性up」これが最大の理由です。
ワックスをすることによって摩擦抵抗が少なくなり
スムーズに進みますのでターンなどもしやすいです。

又雪がしゃばくなると板が進まなくなるのでやっぱりワックスは大事です。
面倒くさいという方は
せめてシーズンのはじめにかけるベースワックスだけでもしっかりやりましょう。

ワックスをかける理由②保護

ウィンターシーズンの終わりなどもワックスをして閉まっておくと板の保護にもなります。又板はなにもしないと酸化していくのでワックスをすることで酸化防止にもなります。

これをやるのとやらないのでは板の持ちもかわってきます。

スキー・スノボワックスをかける時に必要な道具

スキー・スノボワックスをかける時は色んな道具が必要になってきます。

まずはワックスをかけるために何が必要が把握しましょう。

スキー・スノボワックス道具【ワックス】

これはあたりまえですがますワックスが必要で
ワックスの種類によってもかけ方もかわってきます。

とりあえずワックスは持っておきましょう。

スキー・スノボワックス道具【アイロン】

ワックスを溶かすために使うアイロン。
専用のアイロンは
温度の目盛りがついているので温度調整がしやすいです。

スキー・スノボワックス道具【ワックスペーパー】

ホットワックス時アイロンで溶かしたワックスをペーパーに垂らしてワックスを伸ばしていきます。

ワックスペーパーの役割
・ソールを熱から守る
・汚れを吸い取る
・ワックスをのばす
など大事な役割があります。
ここをケチってペーパーなしでワックスをあてると板が焦げて性能が低下することもあるので
購入することをおすすめします。

スキー・スノボワックス道具【スクレーパー(プラスチック製)】

ワックスを剥がすための道具。

長めの物と短めの物がありますが長い方が使い勝手がいいのでおすすめです。
※メタルスクレーパーもありリペアなどで使いますがワックスを剥がす時には使いません。

スキー・スノボワックス道具【コルク】

簡易ワックスをする時、例えば固形ワックスを生塗する&スプレーワックスをする時に使います。

スキー・スノボワックス道具【ブラシ】

けばとりや仕上げなどで使います。ブラシによって用途やブラッシングの順番が違うので理解して使いましょう。

ごみ取り&けばとりで使うブラシ
【ブロンズブラシ】
真鍮ブラシと呼ばれ銅で作られているため硬いブラシです。
そのためワックスをする前のストラクチャー(溝)にあるごみを取ったりけばとりに使います。

仕上げで使うブラシ
【ボアブラシ】
仕上げのブラシの一つ。猪や豚の毛を使ったものです。


【ナイロンブラシ】
仕上げのブラシの一つ。ホットワックスをした後にスクレーパでワックスを削った後、ストラクチャーにあるワックスを取り除きます。
ナイロンなので静電気がたってしまいます。


【馬毛ブラシ】
仕上げのブラシの一つ。ナイロンブラシをして取れなかった細かいワックスを取ります。またナイロンブラシで静電気がたっているので静電気防止にも使います。


【仕上げブラシの順番】
ボアブラシ→ナイロンブラシ→馬毛ブラシ

スキー・スノボワックス道具【チューンナップ台】

アイロンがけやスクレイパーでワックスを剥がす時の台。あると便利ですが100均で台を探すのもありです。

スキー・スノボワックス道具【リムーバー(クリーナー)】

汚れを浮かすスプレー。リムーバースプレーをかけしばらくしてスクレーパーで浮いてきたワックスを取ります。
こまめに使いましょう。

スキー・スノボワックスの種類

ワックスは大きく分けて2つで
ここをしっかり覚えときましょう。

【アイロンを使うホットワックス】
・ベースワックス
・滑走ワックス
・クリーニングワックス


【板に直接塗る生塗ワックス】
・生塗り固形ワックス
・スプレーワックス
・ペーストワックス
・パウダーワックス
・液体ワックス

「ホットワックス(アイロンワックス)」

【ベースワックス】
文字通り下地のワックスでパラフィン入りのワックスの事を言います。

新品の板を購入してワックスが何も入っていない時に使い
パラフィン分子が入る事により板の摩擦が減り滑走性のupになります。


【滑走ワックス】
滑走性を上げるため「撥水性の効果が高い」フッ素入りのワックスを事を「滑走ワックス」と言います。

下地のベースワックスを塗った後に塗りますがフッ素入りなので吸着力が低いのです。
そこで吸着力の強いベースワックスをしっかり塗り込まれているほどフッ素入り滑走ワックスの効果が上がります。


【クリーニングワックス】
文字通り汚れを取るためのワックスです。
非常に柔らかく熱に溶けやすいので汚れをキレイにとってくれます。


「生塗りワックス(ノーアイロンワックス)」

【①生塗り固形ワックス】
固形のワックスを生で塗って伸ばす方法です。


①固形ワックスを塗る
②コルクで伸ばす
③可能であれば馬毛ブラシをする

【②スプレーワックス】
ソールにスプレーをしてコルクで伸ばしていく方法です。
持続性はあまりありませんがアイロンを使わないのでゲレンデでできるのがメリットです。


【③ペーストワックス】
ソールに塗りしてコルクで伸ばしていく方法です。
持続性はあまりありませんが携帯用としてゲレンデに持っていけるのがメリットです。


【④パウダーワックス】
タイムを競う競技で使うワックスです。一般では基本的に使いませんが友達とスピード勝負するときに使ってみてもおもしろいでしょう。
ただ本格的にな物はお値段がかなり高いです。


【⑤液体ワックス】
フッ素入りワックスが多くコルクで伸ばしていくタイプです。
フッ素入りなので値段が高く持続性もあまりありませんがしゃばしゃばの雪の春スキーには最適です。

スキー・スノボワックスのかけ方

「スノボ・ホットワックスををかけ方①」

①【汚れやケバ取りをする】
「スノボ・ホットワックスををかけ方①」①
「ブロンズブラシ」でブラッシングをして「汚れやケバ取り」をします。
その時ごみをちゃんとかき出すため体重をしっかりとかけてブラッシングしましょう。

ブロンズブラシは銅でできているため硬く汚れとりに向いています。
ワックスをかける時やブラッシングするときは必ず

ノーズからテールに向けて

行って下さい。


②【ワックスを生塗りする】
「スノボ・ホットワックスををかけ方①」②

ここではワックスをうすく板に塗って下さい。
③【ワクシングペーパーにワックスを垂らし伸ばしていく】
「スノボ・ホットワックスををかけ方①」③
ワクシングペーパにワックスを垂らすことで均等に伸ばせやすくなります。

この時気を付けることが
・アイロンは常に動かしておく。(止まると板を焦がす可能性が高くなります。)
・板にアイロンをあてて煙が出ると温度が高いサイン。
この2点に気を付けて下さい。
板を焦がしてしまうと滑走性も低下してしまいますのでせっかくワックスをかけているのに台無しです。


④【30分程待って冷やします】(ワックスをしみこましたいので)
※冷ましたいからといって寒い所に持って行くのがNG。ワックスがしみ込まないです。


⑤【ワックスをスクレーピングする】
「スノボ・ホットワックスををかけ方①」④

スクレイパーの向きに注意して角度を45度ぐらいにして8割ぐらいをとるイメージで削っていきます。


⑥【ブラシをかける】
「スノボ・ホットワックスををかけ方①」⑤

・ボアブラシ
・ナイロンブラシ
・馬毛ブラシ

の順番でかけます。基本はナイロンブラシがあればいいです。滑走性を追求する方はすべて購入しましょう。


⑦【フィニッシュマット(布)でふく】
「スノボ・ホットワックスををかけ方①」⑥

最後に拭いて終わりです。

「スノボ・ホットワックスのかけ方②」

こちらはスキー・スノボワックスのかけ方を動画でわかりやすく説明しています。


室温は温かめで板も温かい方がベター。(ワックスの浸透具合が変わるので)

  1. 板に生塗をする。
  2. アイロンでワックスを溶かしワクシングペーパーでかけていく。
    ノーズからテールに向けてかけていく。
    板にワックスが足りない時はたらして追加してください。アイロンの温度は適性の温度でしてください。温度が強すぎると板がやけたりそます。また弱すぎてもとアイロンが進まなく止まってしまいこれも板が焼ける原因になります。
  3. ぬれたら板にワックスをしみ込ましたいので30分程待って冷やす。
    ※冷ましたいからといって寒い所に持って行くのはNG。ワックスがしみ込まないです。
  4. ワックスをスクレイパーで削っていく。
    スクレイパーの向きに注意して角度を45度ぐらいにして8割ぐらいをとるイメージで削っていく。
  5. ボアブラシをかける。
    ストラクチャーの中にあるワックスを書き出す感じで。
  6. ナイロンブラシをかける。
  7. フィニッシュクロスで板をこする。
    (静電気やほこりを取るために)補足・・・滑走性を求める方はフッ素性ワックスもかけて下さい。

「スノボ生塗ワックスのかけ方・初心者向け」


今回はアイロンをかかけないとっても簡単で初心者向けの生塗ワックスの説明です。

  1. ビンディングを外す
    メンテナンステーブルに置きやすくビンディングに板が引っ張られないようにするため。
  2. ノーズからテールに向けてワックスを塗っていく。
    板が白くなるくらいでOK。
  3. フィニッシュマットでワックスを伸ばしていく。
  4. より滑走性を求める人は馬毛ブラシも購入し使いましょう。