スノボ初心者は必須!!「板の種類や選び方の㊙情報!!」

ペンタくん
実はスノボ板の選び方がわからないんだ~。初心者だと思われるから言わなかったんだけどまったくわからないんだ。
ゆう
そうだったんだね。スノボの板選びは色んな板があるので難しいね!!一度購入するとしばらく使うため、間違ったスノボ板選びをするとその板をずっと使うので上達がおそくなったりするよ。そのためまずは「失敗しないスノボ板選び」を覚えようね。
こんな人に読んでもらいたい
  • スノボ板の選び方がわからない
  • スノボ板の色んな形状を知りたい
  • 自分いにあう板の長さを知りたい
記事を書いた人はこんな人です!!
・【スノボ歴10年以上】
・【元インストラクター】
・【北海道・長野に住み込み経験あり】

スノボ初心者・板の選び方「大事な要素は5つ」

スノボ板選びで大事な事は板の要素を知ることです。板の要素は5つありこの要素をおさえると自然とスノボ板選びができるようになります、

特に初心者の方は覚えときましょう。

スノボ板選びで大事な要素
  1. 形状
  2. 長さ
  3. 硬さ
  4. 重さ
板の要素は五つありますが特にこの中で大事なのが
大事な板の要素
  • 「形状」
  • 「長さ」
  • 「硬さ」
です。

逆に「スノボ板の幅」や「重さ」はスノボ板の長さに比例して大きくなるので気にしなくてもいいです。

選び方①「板の形状(種類)」

スノボ板の形状は基本的に3種類です。最近は板の形状のいい所取りをしたハイブリッド板が出ています。ここでは「定番の3種類の形状」と「ハイブリッド板の3種類の形状」を紹介します。

まずはじめにこちらの動画で理解しましょう。

キャンバーボード

ゆう
ぺんたくんそれでは板を選ぶべき時に大事な板の形状を説明していくね。ここはスノボ板選びですごく大事なところなのでしっかり覚えようね

キャンバータイプのスノーボードの板

キャンバーボードの特徴

・少し前まではこの形状しかなく定番中の定番です。
最もベーシックな「スノボ板」の形状で操作性よりも安定性を重視した形状です。

・板の中心が浮いているため正しく板の中心を踏めば反発しやすいのでオーリーがしやすい。

・高速のスピードでも安定しやすくエッジが食い込みやすいのでカービングがしやすい。

・エッジが立ちやすいため初心者は逆エッジになりやすい。
グランドトリックをする際は注意が必要。

ロッカーボード

ロッカーボードタイプのスノーボードの板

ロッカーボードの特徴
・中心部がキャンバーとは逆の形状で安定性よりも操作性を重視した形状です。

接地面が多いのでエッジが立ちにくい。ノーズとテールが浮く形状なのが特徴。

・エッジが立ちにくいので逆エッジになりにくいためグラトリやスピンがスムーズ。

・ノーズとテールが浮きやすいためスノーパウダーに向いてる。

・エッジが立ちにくいので面では滑りやすいがカービングは不向き。

・中心部の接地面が多いため板の反発が弱くオーリーには不向き。

・操作性重視で面で滑れるので初心者向き。
慣れてくるとカービングや高速性を求める傾向があるので物足りなさを感じるかも知れません。

フラットボード

フラットボードタイプのスノーボードの板

フラットボードの特徴

・キャンバーとロッカーの中間の特徴をもち安定性&操作性があります。

・何をしても使いやすくある程度できます。

・無難なボードだと言えますが何か飛びぬけてないので物足りなさを感じかも知れません。

基本的にこの3つが定番の形状なんですがこからハイブリット(形状の融合)の板がでてきます。

ハイブリッドの板とは?

ハイブリットの板とは?キャンバー、ロッカー、フラットの形状を組みあわせている物がハイブリットの板です。

ハイブリットの板はそれぞれの形状の長所を取り入れ短所を小さくする事が目的です。やはり車と同じでハイブリットはいいですね。

ハイブリットキャンバー

ハイブリッドの板とは?③まずこれが初心者におすすめする板なのでしっかり把握しましょう。

キャンバーだけだと板の接地面が少なく逆エッジになり易いですがサイドにロッカー形状があるため接地面が多いため逆エッジになりにくいのが初心者に非常にありがたいです。

又サイドにロッカーがあるため板の後ろに少しのるだけで前の板が浮きやすいためパウダーやプレスなどに適している板です。そして真ん中にキャンバーがあるため板を踏むと反発があり操作時のエッジグリップ力があります。

どこかに特化しているわけではないですがすべてに対応ができてます。

まさに

初心者がはじめに選ぶべきオールラウンドの板

と言えます。

ハイブリットロッカー(ダブルキャンバー)

ハイブリッドの板とは?①
通称ダブルキャンバーです。サイドにキャンバーがあるため前や後ろで板の反発を感じれるためノーリ―・オーリーがかなりやすいです。又エッジグリップ力も強いです。

又板の真ん中がロッカーがあるため板の引ひっかかかりもなく回しやすいです。
まさに

「グラトリの板」

です。

フラットロッカー

ハイブリッドの板とは?②
まさに初心者のターンのための板です。ここで勘違いしてはいけないのがターンはターンでも

ドリフトターンだけがし易い板

です。
まず真ん中がフラットの形状のいため逆エッジになりにくいです。又フラットのため安定感があります。しかしキャンバーの部分がないため反発がないので板がふめません。

ふめないということは板がしならい=カービングがかなりしにくいです。超初心者のドリフトターンをマスターするだけいいいならこの板で構いませんが板の性能にもの足りなさを感じるのがはやいと思います。

なので初心者が短期でつかう板なので私はおすすめできません。すぐに買い替えたくなる思います。なんせ板の反発を感じにくいのですから。

「ディレクショナル?」or「ツイン?」

スノボ板は「ディレクショナル?」or「ツイン?」

スノボ板は「ディレクショナル?」or「ツイン?」2

スノボ板は「ディレクショナル?」or「ツイン?」3

シェイプは3種類あります。

「ディレクショナル」・「ディレクショナル・ツイン」・・・体重が後ろに乗るように作られている板体重が後ろに乗っているので高速時でも安定します。

[ツイン・チップ」・・・板の真ん中に乗るの用に作られており重心も真ん中に来る板スイッチスタンスがやりやすく板を回しやすい。ジブ・グラトリやキッカーなどで回転系をしたい時におすすめ!!

選び方②「長さ」

スノボ板の選びにあたって板の長さはすごく大事で

「長すぎると操作がしにくかったり」
「みじか過ぎると安定しなかったり」するので「適正なスノボ板の長さ」を知ることが大事です。スノボ板の長さを決める要因として

板の長さを決める要因
  • 板の硬さ
  • 足の脚力
  • 板の形状
  • 体重
など様々な要因で決まりますが
基本的には「身長」で決まります、
目安はこちらです。
スノボ板の長さの目安
・身長が175㎝以上の方は「身長−20㎝」
・身長が160㎝~175㎝の方は「身長−15㎝」
・身長が160㎝以下の方は「身長−10㎝」
これが基本的な目安ですが体重なども考慮するのでより詳しいのはこちらです。
身長によるスノボ板の長さの目安

選び方③「硬さ」

スノボ板選びで大事になってくるのが

「硬さ」

です。基本的に初心者は操作しやすいのがいいため「柔らかめ」がいいです。逆にカービングなどをする上級者は高速時の安定性がほしいため硬めの板を好みます。

自分のレベル・スタイルに合わして硬さ選びをして下さい。そもそもスノボ板の硬さは「フレックス」と「トーション」の2種類あります。

フレックスとは

「フレックス」とは板のたわみの事で強度が強い事を
「硬い板」と言い、スノボ板の中心を押した時より反発します。

「高く飛びたい方や高速のスピードでも安定したい方」向けですがそれは技術があるから「硬い板」を使いこなせれるのです。

「柔らかい板」の方が向いています。「柔らかい板」は技術がなくても「板の操作」がしやすいので初心者には優しい板です。

トーション

「トーション」とは板のねじれの事です。

初心者は「フレックス」「トーション」両方の強度を弱めの方がいいです。

スノボ板のフレックスとトーション特にキャンバーは板の真ん中が浮いておりその場所の深さが板によって違います。

なので板実際にのらないと反発具合はわかりませんが目安として実際に手でスノボ板を曲げて反発を感じて見ましょう。

選び方④「幅」

スノボ板の幅はあまり難しく考えなくていいです。基本的にスノボ板の長さをえらびそれに比例して広くなるので大丈夫です。。
板とスノボブーツの大きさが適正の例の図
例1・板とスノボブーツの大きさが適正の例ただし身長に対して極端に足のサイズが大きい人や小さい人は注意です。

「身長に対して極端に足のサイズが大きい人」はスノボ板の長さや幅は標準に対して足が大きいためブーツがスノボ板からはみ出してしまいます。

基本的にスノボ板からスノボブーツが少しならはみでていいのですが「身長に対して極端に足のサイズが大きい人」は、はみ出すぎになってしまいます。スノボ板からはみ出すぎだと滑走中、「足の先が雪に当たる」事があるので危ないです。
板からスノボブーツのつま先が出すぎの例の図
例2・板からスノボブーツのつま先が出すぎの例ちなみにスノボブーツがはみ出ていいのは「つま先2㎝」「かかと2㎝」合計4㎝ぐらいまでです。

逆に身長に対して極端に足のサイズが小さい人はスノボ板の長さは標準ですが足が小さいためブーツは小さくなるのでスノボ板に対してブーツが小さくなるので「足の操作が板に伝わらなく操作性downになります。

大事なことは

スノボ板の幅が自分のブーツの幅にあってる事

だよ。
最近はメーカによってはスノボ板の長さが同じでもスノボ幅が違う物も売っているんで「スノボ板の幅が自分のブーツの幅にあってない人」には助かります。

幅のサイズの特徴
・「幅が広く」なると接地面が多いので滑走中「安定性up」
エッジの切りかえしが難しくなるので「操作性down」

・「幅が狭く」なると接地面が少ないので滑走中「安定性doun」
エッジの切りかえしがやりやすくなるので「操作性up」

選び方⑤「重さ」

スノボ板の「重さ」について
・重さがあると高速スピード時「ばたつかず安定」する。しかし重いため「操作性down」

・初心者はスピードを出さないので「高速スピード時の安定性は必要がない」

又初心者はまずターンが大事なのでスノボ板の重さは「軽い操作性重視」の方がいいです。

スノボ初心者・板の選び方「スタイルを決める!!」

5つの大事な要素はわかりましたでしょうか??

次は自分のしたいスタイルを選びましょう、そのスタイルよって必要な板の要素は違いますので。スノボ初心者の方はまずはどんなスタイルがあるか把握しましょう。

フリーラン

フリーランとは色んな地形で遊ぶスタイルの事です。この中には「カービング」・「グラトリ」・「パウダー」なども含まれています。フリーランは基本なのでスノボ初心者の方に特におすすめです、

この遊びをすることで色んなバランス感覚をが鍛えられます。フリーランに必要な板の要素とおすすめ板はこちら。
スノーボード フリーラン板 おすすめ9選!!|レビュー付き!!

カービング

カービングとは簡単に言うと「エッジで滑る」事を言います。どんどんスピードを出してキレのあるカービングターンをします。

上手な人が滑った後は1本のラインができてます。できるようになるとかなり気持ちがいいターンです。カービングに向いている板の要素はこちらです。カービングに必要な板の要素とおすすめの板はこちら。
【23-24】スノーボード カービング板 おすすめな9選!!「レビュー付き」

グラトリ

グラトリとは斜度の少ない斜面で「スピン」・「スライド」などの技を出して遊ぶ事を言います。よくゲレンデ板を回したり曲げたりして遊んでる人を見たことありませんか?上手になるとゲレンデの注目を独り占めできますね(笑)グラトリに必要な板の要素とおすすめ板はこちら。
スノボ グラトリ板おすすめ㊙情報!!「レビュー付き!!」

キッカー

キッカーとは人口で作られたジャンプ台です。キッカー好きな人は「あのジャンプ台を飛んだ時の浮遊感がたまらない!!」といいます。キッカーでは安定性を求められます。キッカーに必要な板の要素とおすすめ板はこちら。
「レビュー付き!!」スノーボード・キッカーボードのおすすめ板6選!!」 [/box]

パーク

パークとは「キッカー」・「レール」・「BOX」などいろんな道具を使って遊ぶスノーボードの公園の事を言います。「いろんな道具で遊びたい!!」にはおすすめのスタイルです。

パークに必要な板の要素とおすすめ板はこちら。
スノーボード パークボードのおすすめ板5選!!「レビュー付き!!」

ジブ

ジブとはレールやBOXなど使って滑るスタイルです。ジブに向いている板の要素はこちらです。ジブに必要な板の要素とおすすめ板はこちら。
スノーボード ジブボードの選び方とおすすめ板3選!!」

初心者

初心者というスタイルはないですがつくるならスタイルは「ターン」です。初心者(ターン)に必要な板の要素とおすすめ板はこちら。
スノーボード 初心者板 おすすめ6選!!と選び方レビュー付き!!

スノボ初心者・板の選び方「レンタル・試乗会で試してみる」

スノボ板選びを失敗したくない方におすすめなのが「試乗会」です。試乗会とはスキー場で来期に発売される新作をいち早く試すことができるイベントです。

やはり実際に乗るのでイメージができ自分に合う板探しができます。

また色んな板を乗り比べるので板の違いがわかるようになり自分なりに板の判断基準ができるようになります。

また自分にあう長さもわかるようになるので試乗会はほんとおすすめで一度乗り比べて見てください!!よく「初心者だから乗ってもわからない!!」っていう方がいますが初心者の方こそ乗り比べ板の違いを体感した方がいいです。

スノボ初心者・板の選び方「購入する時に考える事」

スノボ板を購入する時に考える事は値段もだいじですがどのお店がどういったサービスをしてくれるかも大事です。

例えば特典として

特典
  • 「ダリング」
  • 「ベース&滑走ワックス」
  • 「ビンディング取付」

サービスを「割引」・「無料」でしてくれるお店があるので少しでもサービスが多いお店を選びましょう。

「ダリング」

スノーボードの板をダリングしている図
ダリングとは不要な部分のエッジを丸めることです。ノーズとテールの部分のエッジは使わない部分があるのですがそのままだと尖ってますので危ないです。

なかなか自分だとやり方がわらからなかったりするので手間ですがお店でしてくれます。

・「ベース&滑走ワックス」

スノーボードの板にワックスしている図
スノーボードの板を購入したら板にベースワックス(ホットワックス)をかけなければいけません。又ベースワックスが終わると滑走ワックスをかけなければいけません。

初心者にはすごく手間ですが購入するとお店の人がやってくれる無料サービスは初心者には目から鱗のサービスです。

「ビンディング取付」

スノーボードの板にビンディングを取り付けている図
スノーボードの板にビンディングをつけなければいけませんが慣れてないと難しく感じます。またビンディングの角度を決めなければいけませんが「初めてだとこれでいいのかな?」と不安を感じてしまいます。

そんな時お店の人が教えてくれ取り付けてくれるサービスは初心者の方はうれしいサービスです。

スノボ初心者・板の選び方「まとめ」

まとめ

どうでしたでしょうか?スノボ板の選び方はわかりましたでしょうか?スノボ板の選び方をまとめるとまず

STEP.1
板選びで大事な5つ要素を把握する
・「形状」
・「長さ」
・「硬さ」
・「幅」
・「重さ」
この5つの要素把握することです。例えば長さが長いと「安定するが操作性が低下する」色んな板の要素の特徴をつかみましょう。

これは今後どの板に乗り換える時でも役に立つので覚えていて損はないです。

STEP.2
スタイルを決め必要な板の要素を把握する
①自分がしたいスタイルを決めます。

カービングがしたいのか?グラトリがしたいのか?などスタイルに必要な板の要素を把握するこれで板の選び方はできるようになります。

こちらはスタイル別に「板に必要な要素とおすすめ板」の記事になってますので参考にしてください。

ではまたまた~。

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